朗読「朝焼け」、藤沢周平 

あなたは、本をよく読まれますか?

本を読むことは、自分にとって必要なことだと分かっているが、「なかなか時間がない!」と思っていませんか?

ぼくの場合は、最初から本が苦手で、活字を見るだけで拒否反応が出てくる状態でした。そこで、何をしたかと言うと、耳から色々なジャンルを聴くことでした。

目次

朗読を聴くことのよさ

読書が苦手なぼくにとって、朗読はとっておきのメソッドです。

本は、一冊読むのに時間がかかり、なかなか読了できません、今でも何日もかかります。でも、朗読だと話に引き込まれて、いっきに聴いてしまいます。

朗読・藤沢周平「朝焼け」

朗読・藤沢周平「朝焼け」は、江戸時代を背景にした時代劇小説の作品を多数残しています。特に庶民や下級武士の悲しみと喜びを描いた、大衆娯楽色の強いシリーズを、次々と生み出しています。

朗読・藤沢周平「朝焼け」

1973年「暗殺の年輪」で、第69回 直木賞を受賞しています。

映画化された作品では「たそがれ清兵衛」、「蟬しぐれ」、「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」など多数あります。

テレビドラマでも、特に記憶に残っているのが「蟬しぐれ」、「腕におぼえあり」など他にも数知れずあります。

あらすじ

「朝焼け」は、主人公「新吉」の、ばくちにのめり込んで行く様子と、その姿、心理状態が、リアルに描かれています。

ばくち場で借金をつくり、返せなくなった新吉は人を殺めてしまう。そして、一度、契りあった女、お品の家に転がり込む、翌朝、江戸を離れる時、東の空には、真っ赤に染まった朝焼けが鮮やかに映し出されている。

その美しさに魅せられた新吉は、過去の自分が犯したことの、浅はかさに、こみ上げてくる想いを、人知れずに涙した。

まとめ

ギャンブルにのめり込んだ頃のことを、おもいだしてしまいました。

今となっては、取り戻すことの出来ない、時間とお金ですね。