インターネット。
よく聞く単語ですが、それじゃあ説明してくださいといわれるとうまく説明できるでしょうか？
言葉で説明するとなると、なかなか難しいですよね。
そこで、今回は「インターネット」について、わかりやすく解説していきたいと思います。
インターネットの単語を、インターと、ネットに分けて調べてみました。
インターを辞書で調べると→インターナショナルの略。インターチェンジの略。とあります。
インターナショナル（international）とは→国際(上)の、国際間の、国際的な、万国の。
インターチェンジ（interchange）とは→高速道路などと普通道路とを結ぶ立体交差式の出入り口用道路。または、互いにやり取りする、交換する、取り交わす、(…を)(…と)交替させる、交互にする、置き換える、入れ替える。
ネット（net）とは→(動物捕獲用の)網、ネット、網織物、網物細工、網レース、(人を捕らえる)網、わな、落とし穴、計略、連絡網。
以上のことから「国際的に互いにやり取りすることができる、網目のように繋がっているもの」と読み取れます。
言い換えると「世界中に網の目のように繋がっている」ものです。
目次
インターネットとは
簡単に言い表すと「世界中の小さなネットワークの塊が寄り集まってなおかつ繋がっている」ものです。
ネットワークの塊ってなんですか？
ネットワーク（network）とは、複数のコンピュータが繋がって相互に通信できる状態になっていることを指します。
複数のコンピュータですから、2台以上繋がっていて相互に通信できていれば、ネットワークです。
また別の例えで言うと、人間関係でも種々のグループを構築して互いに情報を交換できる組織であれば、それはまた、人のネットワークですよね。
小さなネットワークを具体的に解説
小さなネットワークの主な種類を、通信距離の近いものから分類すると
- PAN パン (personal area network) パーソナル・エリア・ネットワーク
- LAN ラン (Local Area Network) ローカル・エリア・ネットワーク
- MAN マン (metropolitan area network) メトロポリタン・エリア・ネットワーク
- WAN ワン (wide area network) ワイド・エリア・ネットワーク
PAN(パン) パーソナル・エリア・ネットワーク
ネットワークの規模で表現すると、個人使用レベルで、パソコンを設置している机の周辺まわりといえます。
無線や有線を含むプリンター、サブパソコン、電話、端末機器などで構築された環境。
LAN(ラン) ローカル・エリア・ネットワーク
LANランとは、構内情報通信網とも言われ、ひとつの建造物内のネットワークを指します。
たとえば、会社の建物、学校の建物、公共施設などですが、もちろん個人の家もです。
MAN(マン) メトロポリタン・エリア・ネットワーク
ネットワークの規模は、都市（メトロポリタン）になります。LAN同士を接続したネットワークで、少し広いエリアのネットワークです。
WAN(ワン) ワイド・エリア・ネットワーク
都市間や、国家間を接続した広範囲エリアのネットワークです。
一般には電気通信事業者（NTT、KDDI、ソフトバンク など）を利用して作られるネットワークです。
このように、ネットワークが集まって交互に通信できることで構築された巨大なネットワークがインターネットのことです。
プロトコルを決めなければ通信できない
プロトコルとは通信の手順などを定めた規格（約束ごと、規則）のことです。
プロトコルに従った手順をしなければインターネットに繋げることはできません。
そして、それは目的別に決まっています。
代表的なものが「インターネットプロトコル」です。
インターネットプロトコル
- TCP/IP（ティー・シィー・ピー/アイピー）インターネットプロトコルの標準になっている
- HTTP ホームページを表示させるための通信に関するプロトコル。
- FTP ネットワーク上でファイルを転送するためのプロトコル。
メールの送受信に使われる
まとめ
以上、今回はインターネットについて解説致しましたが、ご理解頂けたでしょうか？
インターネットとは、小さなネットワークが集まって、交互に通信できることで構築された巨大なネットワークのことで、それは、プロトコルに従った手順をしなければ交互の通信ができない仕組みになっているということです。
