ハロー効果とは
社会心理学の現象で、ある対象を評価をする時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて、他の特徴についての評価が歪められる(バイアス)現象のこと。後光効果、ハローエラーともいう。ウィキペディア
人は、見た目で対象を、一瞬で判断します。
それは、原始時代から必要なことでした。
相手が自分にとって脅威か否かを、一瞬で判断しなければならないからです。
何故ならば、自分に及ぼす影響に、大きく関わるからです。
人は見た目が9割と言われています。
いい評価も、悪い評価も、見た目で表れている大きな特徴によって判断します。
したがって、判断される側は、それを意識するか否かによって評価が180度かわります。
目次
見た目で判断
人は見た目が9割と言われています。
ハローとは
ハローとは聖人の頭上に描かれる光輪のことで、後光とも言われてます。
光輪を見れば、一目で、この人は尊敬に値する、知恵が広く慈悲深い人、徳の高い人だったに違いないと判断します。
したがって、ある対象が、一目でわかるような特徴によって、その対象の全てを評価してしまうこと。
人は対象を歪めて評価する
人は見た目が9割と言われています。
例えば、大切な面接の場面で、このハロー効果を活かすためには、一般的にビジネスマンにふさわしい身なりを評価します。
面接の際には、清潔感のあるスーツ姿、髪形や髭などにも気を使うといったことが前提にありますから、そういった常識的な部分だけはきちんとしていなければなりません。
また、初出勤のときにも先輩や上司に対して、第一印象に気を使う必要があります。
なぜなら、最初に悪い印象を与えてしまったら、それを払拭するためには、ながい時間と労力がいるからです。
テレビCMではハロー効果を意識
ハロー効果を意識して、よく使われているのがテレビのCMです。
好感度の突出した芸能人を起用してのCMは、その芸能人のハロー効果に引きずられます。
ですから、提供している企業のイメージや商品を、視覚と聴覚から好感度の印象を、視聴者の脳に植え付けます。
逆に、広告塔である好感度の突出した芸能人が事件を起こしたりした場合。
消費者に不信感を与えてしまい、提供している企業のイメージや商品に対して、悪い影響を及ぼすことになるでしょう。
こちらの記事も合わせてご覧ください。